ミモザの大皿(ガラス教室のT.Y.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2023/05/12 (金) 22:32 水吉郁子
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T.Y.さんは
ミモザの花が咲く季節に誘われて
ミモザのプレートを作ることにしました。

まず、ミモザの花のパーツを作ります。
盛り塗り用のペーストを
シートにボツボツと置いて
乾燥してはがして焼きます。
すると小さな丸い粒になります。
この粒をミモザの花として使います。

写真を取り忘れたので、
別の作品で撮った写真を参考に載せます。
シートにボツボツと置いて、乾燥させて、
はがしたところです。
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焼いて粒になった状態です。 20220824_101930_m.jpg

この方法で作った粒は不透明な仕上がりです。
T.Y.さんは花の色に変化をつけるため
透明色の粒も作りました。
こちらは透明な小さなカケラを焼いて粒にします。

次は葉っぱのパーツです。
透明なカケラをカットして
そこに絞り出し技法で葉っぱを描きます。

そして、棚板に花と葉っぱのパーツを配置して(下の写真)
上から透明のガラス粉を被せて焼いて、
スランピング技法で成型して完成です。(最初の写真)

透明色と不透明色を使うことで
自然な花の色になりました。
リムの部分のミモザが浮いて立体感が出ました。
器に盛り付けたとき
料理の回りにミモザの花をあしらったように見えます。
ミモザの季節が終わっても、
爽やかに食卓を飾ってくれそうです。
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