青系のガラス粉を焼成してガラス板を作り、
それを幅6ミリにカットして並べ、
青いストライプ模様の板ガラスを作ろうとしました。

しかし、ガラスを細長くカットするには熟練が必要で、
始めて間もないS.N.さんには難しい作業でした。
そのため、切る途中で何度か失敗し、
途切れ途切れの細いガラス片になってしまいました。（汗）

でも、よく見ると同じように失敗しており、
途切れ途切れになったガラス片には統一感があったので、
ストライプ模様から波模様に切り替えることにしました。
こういう気持ちの切り替えも大事です。（笑）

その後、米粒大のガラス粉を棚板に敷き、
出来上がった波模様の板ガラスをその上に置き、
ツブツブの形が残るぐらいの低めの温度で焼いた後、
スランピング技法でU字型に曲げて出来上がり♪（上の写真）

後ろにランプを置いたり、窓辺に置いて光にかざして見ると、
表面のツブツブ一つ一つが光を反射して綺麗です♪

先日の作品展でこの作品を見た吹きガラスの作家さんが言ってました。
吹きガラスでは決してできない表情で
ガラスの溶け具合と色合いが魅力的です、って。
この作品はパウダーフュージングの良さが出てますね♪


さて、次はN.M.さんの作品です。（下の写真）
この作品も上のS.N.さんの作品と同じ方法で作りました。
でも実は、こちらが先で、
S.N.さんはこの作品を見て、私も作りたいと言って、
上の作品を作ったのでした。

百円ショップで購入したLEDランプを後ろに置いてあり、
コミカルな宇宙人（？）が浮かび上がって周囲を照らしてくれます。
これで暗闇も怖くない．．．かも。（笑）