コバルトブルーが印象的な時計(I.M.さんの作品)
時計好きのI.M.さん、自宅には沢山の時計があるそうです。
そして、自分でも時計を作ってみました。
オレンジ色のガラス板と
カケラ箱(こちらのページの下の写真)からピックアップした
コバルトブルーのカケラを合わせて作った時計です。
まず、ベースになるオレンジ色のガラス板を作り、
その上に、時刻を表すコバルトブルーのカケラを配置して、
低めの温度で焼成してコバルトブルーの形が残るようにしました。
このオレンジとコバルトブルーの配色は注目です。
お皿だったら、この配色はどうでしょう?
オレンジとコバルトブルーの組み合わせが強すぎてしまい、
さらに、そこに盛る料理の色も加わって、
統一感というか、全体が綺麗にまとまらないように思います。
ところが、時計の場合は、お皿と違って、全体の統一感よりも、
時刻のマーク(インデクス)が目立つことが重要です。
さらに、壁掛け時計はお皿のように近くで見るのではなく、
ある程度離れた場所から眺めますから、その分も計算に入れないといけません。
つまり、お皿だと強すぎるオレンジとコバルトブルーの組み合わせが、
時計なら、見やすい丁度良い配色になるわけです。
作るものによって、色のバランスは違うのだと改めて思う作品です。
さすが時計好きのI.M.さんならではですねぇ。
時刻のマーク(インデクス)部分にオレンジとコバルトブルーをあしらった
丸い形の時計も作りました。(下の写真)
こちらはお友達へのプレゼントだそうです♪