オレンジピールがくっついたオブジェ(T.C.さんの作品)
教室にあるカケラ箱から、ちょちょっと黄色いカケラだけをピックアップして、
白い粉ガラスの上に、これまたちょちょっと置いて、低温で焼き上げました。
低い温度で焼いたので、黄色いカケラの形が残るガラス板ができました。
それをU字型に曲げて焼いて、
光を後ろから取り込むオブジェができました。
低温で焼いた黄色いカケラの角が丸まって、
まるでオレンジピールが貼り付いているように見えて面白い!
と思ったら、その通り、
作者はオレンジピールがくっついたようにしたかったそうです。
単にカケラを焼き付けただけですが(失礼!)
作者が明確な意図やイメージを持って制作すると
作品が言葉を発するようになり、意図が伝わるのだと感じた作品です。