アルミナシートの自作型で作ったブローチ(T.C.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2014/09/16 (火) 09:16 水吉郁子
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アクセサリーは材料を少ししか使わないので、材料費は安く上がりますが、
小さいので細かい作業が必要になり、手間も時間もかかります。

パウダーフュージング技法で作る場合、
ガラス板を作って、それをカットする方法が思い浮かびますが、
小さいのでカットするのが難しいため、手間が結構かかります。

原型を粘土で作って、それを石膏で型取りして雌型を作り、
そこにガラスの粉を詰めて形作る方法もありますが、
(パートドヴェールや鋳造ガラスといった技法です)
それだと、もっと手間がかかってしまいます。

そこで作者のT.C.さんは
アルミナシートを星やハートや魚や動物の形にくり貫いて
そこにガラスの粉を詰めて焼成しました。
これで、いろいろな形のガラスが簡単に作れます♪

アルミナシートはカッターで簡単にカットできる便利な素材です。
通常は板ガラスの下に置いて簡易スランピング型として使うことが多いのですが、
これは簡易鋳造型ですね~!!

T.C.さんのアイデアです!
素朴な形や顔がかわいいブローチがいっぱいできました!
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