極彩色が怪しく光るカメレオンのランプ(T.M.さんの作品)
「ピカソ」という種類のパンサーカメレオンの下絵を棚板に描き、
その下絵を元に、いろいろな色のガラス粉を棚の上に置いて、
カメレオンの形の板ガラスを作りました(下の写真)。
ガラスは粉の状態だと白っぽく見え、本当の色が分からないため、
一発で思った色を出すのは難しいです。
そこで、焼成した状態を見て、
上にガラス粉を重ねて、色を修正します。
これを繰り返して、何度も焼成作業を繰り返しました。
そして、出来上がったガラス板をレリーフ状の型を使って成型し、
カメレオンのランプに仕上げました。
妥協せずに手間をかけて制作した力作です。
極彩色のカメレオンはそのままでも鮮やかですが、
明かりをともすと怪しく魅力的になります。