妖精になった乳歯のガラス絵(ガラス教室のS.M.さんの作品)
今、教室では新技法「盛り塗り」が流行ってて、
S.M.さんも作品に取り入れることにしました。
新しい技法は慣れないことが多く、
何もかも新しいと大変なので、
デザインは作り慣れた歯の絵柄にすることにしました。
なぜ歯なのか、私には謎なのですが、
S.M.さんは歯をモチーフにした作品を
いくつか作っています。
まず、下絵を描いて、
それに合わせて盛り塗り技法で面を塗り、
絞り出し技法で線を描いて、
焼成して完成です。
盛り塗り技法は、厚く塗るので
盛り上がった仕上がりになるのが特徴です。
色も不透明になります。
その盛り上がった不透明の白が
まさに歯の色にぴったり♪
西洋では、抜けた乳歯を枕の下に入れて寝ると
歯の妖精がコインやプレゼントに交換してくれる
という言い伝えがあって、
その言い伝えが制作の動機になっているそうです。
メルヘンの世界ですね。
教室でも、
「なんか癒されるわー」
という声もあって、
作品の評判は上々です。
それなのに、私は
「歯医者さんを好きになって、プレゼントするのかな?」
なんて思っちゃいました。
メルヘンじゃないなぁ
この作品で盛り塗り技法に少し慣れたので、
もう一つガラス絵を作りました。
宇宙人がソーシャルディスタンスで愛を語るの図
だそうです。