昨年(2018年)の秋から、
「動物の小皿」のシリーズを作り始めたのですが、
その中で、シロクマが面白かったので、
今回、沢山作ってみました。
背景のガラス板は
果てしなく広がる北極の大氷原のイメージです。
そこにあるのは雪と氷ですから、
基本的に白いのですが、
晴れの日、曇りの日、明け方や夕暮れなど
季節や時間による光の変化を受けて
淡く吸い込まれそうな色合いが変化します。
そのイメージをガラスの粉で表現しました。
そんな大氷原で暮らすシロクマを
沢山描いてみました。
全部で60種類以上あります。
絵を描くとき、単に形を写すのではなく
その物自体の構造や動きも考えます。
ここに関節があって、骨が繋がってて
肉がこんな風に付いてて、
それが伸びたから、この形になるのね、とか
ここにお肉が付いているから、
垂れ下がっているのね、
っていうような感じです。
そうすることで、描いたものが生きてきます。
写真や映像のシロクマしか知らないのに、
一つ一つ考えながら描いていると
野生のシロクマの世界が
目の前に広がるような感覚にもなって、
絵を描くのが楽しくなります♪
この作品、今週から
笠間「グラスギャラリーSUMITO」で販売しています。
2019年9月28日~10月15日に開催予定のグループ展では
ズラーーッ!といろいろなシロクマを並べる予定です♪
また、ハンドメイド品のマーケット「クリーマ」でも
販売始めました。
こちらからご覧いただけます。
https://www.creema.jp/curation/35010/detail