窓に広がる楽しい我が家(K.K.さんの作品)
昨年11月に開催した、
パウダーフュージング教室展の趣向として、
ガラス板を重ねて焼いたミニオブジェを
皆で作って展示しました。
K.K.さんは、そのときに
5センチ角のガラス板が余ったので、
今回、それを元に四角皿を作ることにしました。
まず、5センチ角のガラス板を並べました。
5枚はそのままですが、
変化を持たせるために、1枚だけ、
板を四つにカットしてから並べました。
そして、周囲に白いガラス粉を敷き詰めて、
電気炉で焼成しました。
その後、今度は透明なガラス粉を周囲に足して、
再度焼成しました。
これで、白い四角の中に六つの透明の四角が並んだ
窓を連想させるガラス板ができました。
これをそのままお皿にしてもいいのですが、
少し物足りないので、
石膏で絵を描いて加熱することで
石膏のデコボコをガラス板に反映させて
レリーフ模様をつける新技(笑)で
透明部分にレリーフ模様をつけることにしました。
レリーフ模様によって透明部分がキラキラして
窓越しに陽の光が差し込むような感じに見えます。
視点を変えると、
にぎやかな家の様子が
外にまで伝わるような感じにも受け取れます。
すっきりしたシンプルなデザインなのに
元気を感じさせる作品です。