「新幹線が大好きな孫の為に長皿を作りたいんです」
というM.H.さん。
お孫さんから借りてきた新幹線の絵本を元に
長皿を作ることにしました。

まず、青いガラス粉で長方形のガラス板を作り、
そこに新幹線の型紙を作ってガラス粉を振りかけて絵を描きます。
ボディー上部の黄緑の部分と下部の白い部分は色が違いますから、
別々に型紙を作ってガラス粉を振りかけました。
それを電気炉で加熱して焼き付けます。

そして、アウトラインや窓など、細かいところを
ガラス粉で手描きして描き加え、
上に透明のガラス粉をかけて再度焼き付け、
最後はスランピング技法で長皿に成型しました。

長皿の形に合わせて描いた遠近感のある絵が
新幹線のイメージに合っています。
ビューッ！ と走る感じが出てますねー♪

これを見たお孫さんの喜ぶ顔や
このお皿で楽しく食事をするご家族の様子を想像すると
私まで思わず顔がほころんでしまいます。

もう一枚。
ドクターイエローという愛称の黄色い新幹線の長皿も作りました。（下の写真）
この新幹線、架線などの検査をする事業用車両で、
見ると幸せになれると言う都市伝説があるそうです。
この作品を見てるだけで幸せになれるかも！♪（笑）


余談ですが、作品を持ち帰って、お孫さんに見せたら、
興味はすでに新幹線から亀とジンベイザメに移っていたそうです。（汗）
そこで、新幹線のお皿に亀とジンベイザメを乗せたら、
ご満悦だったそうです。（下の写真：M.H.さんからいただきました）
次は亀とジンベイザメのお皿かな？（笑）