まず、白くて丸いガラス板を作り、
その上に、青くて丸いガラス板を重ねます。
この青いガラスが鉢の底になります。
そして、電気炉で焼成して、鉢のベースを作ります。

ベースができたら、底の青い部分に
不透明の白い粒を配置します。
それがシロクマの顔や足になります。

そして、黒いガラスの粉で顔や爪や肉球を描いて、
低めの温度で再度焼き、
最後、サギング技法で成型して鉢の出来上がりです。

パウダーフュージングを始めて数年経ったM.M.さん、
サギング技法で沢山の作品を作ってきました。
繰り返し作ることで制作工程が身につき、
最初から仕上がり具合をイメージ出来るようになりました。
だからこそできた作品です。

水浴びを楽しむシロクマが超かわいい！
低めの温度で焼いたのでシロクマが立体的になり、
水にプカッと浮いた感じが出ています。見事です♪
水やシロクマや肉球など、
その対象物に合った素材を使い、
色の使い方にも迷いが感じられないので
作品に気持ちよさがあります。

何をいれるのでしょう？
シロクマがかわいすぎて、
何も入れられなくなりそうです（笑）