鯛と平目が舞う平皿(N.F.さんの作品)
釣りと魚が大好きなN.F.さん。
ガラスのカケラを見ていると
何でも大好きな魚に見えてくるみたいです。(笑)
今回はカケラ箱にあった赤と黒のカケラを使って
鯛と平目をデザインしたプレートを作りました。
お皿の枠を越えた自由で新鮮な作品です。
まず、鯛のプレートから。
赤いカケラをカットして、
その上に白いガラスの粉を被せて、
そこに鉄筆で鱗のような模様を画きました。(下の写真)
この時点では、不定形のガラスに鱗の模様がついただけなので、
どんな作品になるのか分かりません。
でも、N.F.さんの頭の中には
仕上がりのイメージができているようで、
その周りにさらにガラスのカケラを付け足すと
あっと言う間に鯛の形になりました。
それを加熱焼成して、鯛の形のガラス板にして、
それを予め作っておいた黒いガラス板の上に置き、
もう一度加熱して焼き付けて、
鯛のプレートの出来上がりです。(一番上の写真)
次は平目のプレートです。
こちらは、黒いカケラを平目の形にカットして、
さっきと同じように上から白いガラス粉を振りかけます。
そこに、鉄筆でスラスラと線を描くと
瞬く間に平目が出来ました♪
上にかけた白いガラス粉のツブツブと
鉄筆で描いた線のところに見える下地の黒で
あの肌がざらざらした黒っぽい平目の質感が
見事に表現出来ています♪
平目の形も的確です。
そして鯛と同様に、黒いガラス板に焼き付けて、
平目のプレートの完成です♪
どちらも生き生きとした魚が良いですね~♪
早速、使ってみました!
と、N.F.さんが写真を送ってくれました。
盛り付けてあるのは、
カワハギの肝合えと黄金アジのなめろうだそうです。
焼き付けた鯛と一体化して
食べ物と併せて一つ作品になってますねー。