まるまるが不思議に見えるランプ(T.M.さんの作品)
パウダーフュージングの教室で使うガラスの粉は、主に砂状とザラメ状のガラスですが
そのガラスの粉はすべて握り拳大の塊のガラスを砕いて作られています。
この作品はその握り拳大の原材料をそのまま使ってランプにしました。
まず、ガラスの塊に絵柄を描いて、次に、その塊を敷き詰めて焼成します。
ガラスは高温で熱すると厚さが5ミリになろうとする性質があります。
つまり、5ミリ以下の薄いガラスは5ミリになろうとして縮みますし、
この作品の様に、握り拳大の厚みのあるガラスは5ミリの厚さになろうと広がります。
だから、ガラスの塊を並べて焼くと、塊同士が熔けて広がって1枚の板になるんです。
その板を型に入れて焼いて出来上がり!
ガラスの変化ってホントにおもしろいですね~
ところで、この茶色とターコイズの同心円
不思議な色あいなんだけど妙にいい感じ♪
そーいえば作者のT.M.さん、おしゃれでこんな色の組み合わせの服を着ています。
こんな、ちょっとしたところに個性が出ちゃうのが面白いですね~