楽しいおやつの時間のオブジェ(T.M.さんの作品)
文字は形が複雑なので、
ガラス粉で線を描いて表現するのが普通だと思います。
でも、T.M.さんはガラス板を削って形を作るのが好きなので、
カケラを削ってパーツを作ることにしました。
まず、カケラを削って作った細いガラス棒を並べて
時計のアウトラインを描き、
そこに振り子のパーツを追加して、
上から透明なガラス粉をかぶせて焼成し、
時計の形のガラス板を作りました。
次は、カケラを削って、針や飴やケーキなどのパーツを作ります。
数字は形が複雑なので、いくつかに分解して削り出したものをつなげて
一つ一つの数字にしました。
そして、時計型のガラス板の上にパーツを配置し、
低い温度で焼成して、パーツが表面に出っ張るようにしました。
全部削って作ったことで統一感が生まれ、
手間をかけて作ったことが見る側に伝わる、
見応えのある仕上がりになりました。
T.M.さんには息子さんがいて、
教室でも家族の話題が多く、いつもとっても幸せそうです。
時計が3時を指しているところから
息子さんを思う気持ちや意図が伝わってきます。
家族と過ごすおやつの時間の
楽しいオーラ、幸せオーラが溢れているようです♪