パウダーフュージング技法の特徴は、
ガラスの粉からガラス板を作り、ガラスの粉で絵を描くことで、
いろいろな作品を自由に作れるところにあります。
でも、自由度が高いということは、
方法がたくさんあって、選択肢も多いため、
初めての人には分かりにくい、ということでもあります。

そのため、慣れないうちは、ガラス粉からガラス板を作るところを省いて、
出来合いのガラス板の状態から始める方法がお勧めです。
要するに、カケラを使って作品を作る方法が分かりやすくて良いっていうことですね。

U.C.さんは初めての作品創りで、カケラを使うことにしました。
カケラ箱から暖色と寒色のカケラを選び、
それを星形に並べて、上から白い粉をかけ、電気炉で焼成して、2枚の板を作り、
それをスランピング技法でお皿の形にしました。

U.C.さんは、ガラスではありませんけど、
作品を作った経験がいろいろあり、慣れている感じです。
そのため、迷いなく手が動き、あっという間にできてしましました。
さらりと無理なくできた作品は、
見ていて楽な気持ちになって、心地良く感じます。

横25センチ縦15センチぐらいの大きさです。
とっても使いやすそうな大きさと形ですねぇ♪
ちょっとした炒め物を盛ってもいいし、
朝、トーストを乗せてもちょうどいい感じです。
いろいろな場面で使って楽しめる作品になりました。