幸せを呼ぶ四つ葉のクローバーの箸置き(M.K.さんの作品)
30年以上続く中学時代からの5人グループの友人が、
大台(歳は内緒...笑!)を迎える記念にプレゼントしたいということで
4色(下の写真)を5枚づつ計20個の箸置きを作りました。
まず、色ガラスの板を作って、それをハート型に丁寧にカットして磨き、
透明なガラス板の上に乗せて焼き付けます。
クローバーの葉っぱの角を丸くプクッと盛り上げたいので、
温度はちょっと低めです。
次は、全体の形を整えるために、
クローバーの周りの透明ガラス板を丸くカットします。
そして、写真では分かりにくいのですが、
透明ガラスの下にもう一枚、白くて一回り小さいガラス板を置きます。
そうすることで、透明ガラスの部分が浮いて見え、存在感が出ます。
これをもう一度電気炉で焼きます。
透明の部分は角を付けて形をはっきりさせたかったので、
焼成温度を先ほどより更に低い温度にします。
この作品のように同じ物を沢山作る場合は計画性も必要です。
何となくこんな感じ...
なんて作り方だと形や大きさが微妙に違ってしまい、
揃った仕上がりにならないからです。
サンプルをいくつか作り、
何ミリ間隔でハート型のクローバーを配置すれば良いか、
焼き方はどうすれば良いか、
何度も事前にテストを行って工程を把握したからこそできた作品です。
並んだ姿が気持ち良い、20個の箸置きになりました。
小さな箸置きの中に丁寧な仕上げと沢山の工程と工夫がいっぱい詰まっています。
お見事!
中学時代から30数年、
途中疎遠になった時期もあったそうですが、
子育てが一段落した数年前からまた会えるようになったそうです。
長い時を共に過ごした友人がいるというのは素敵ですね。
箸置きを使うたびに心が温まりそうです♪
ラッピングもこんな風にしました!