恐竜と卵の丸楕円皿(ガラス教室のY.K.さんの作品)

教室には、作品を作る過程で切り落としたカケラを入れたカケラ箱があります。
Y.K.さんは、そこで深い緑色が複雑に混じり合った
美しいカケラを見つけました。
そして、そのカケラを使って恐竜をモチーフにした
丸楕円皿を作る事にしました。
それを恐竜の下半身を描くようにして
ベースになる白い板の上に置いていきます。
最初は恐竜だけを描こうと思ったのですが、
右側の余白に何か描き足したくなりました。
そこで、恐竜の卵を描く事にしました。
卵の殻を破って
恐竜の赤ちゃんが生まれてくるところです。
卵もカケラ箱にあったカケラを使って作り、
それを白いガラス板に置きます。
卵の割れ目は絞り出し技法で描きました。
その後、ベースの板より一回り大きくなるようにして、
上から透明のガラス粉をかぶせて焼きます。
これで、白いベース板の外側に透明なリムができます。
そのまま、スランピングして完成にしてもよかったのですが、
全体の配色を考えたとき、
ベースの白、恐竜の緑に明るい色を加えた方が、
良くなると思ったので、
縁回りの部分をビビッドなオレンジにする事にしました。
オレンジ色のガラス粉を棚板に平らに敷いて、
その上に恐竜のガラス板を置いて焼きます。
そうすることで、
縁周りの透明なリムを通して下に置いたオレンジ色が透けて見え
縁周りがオレンジ色になります。
白いベースの部分は不透明色を使っているので、
下のオレンジ色は透けずに白いままです。
最後、スランピング技法でお皿の形に成型して完成です。
四角いパーツを繋げて描いた恐竜には
レゴを思わせるような可愛さと楽しさがあり、
お皿を囲むビビッドなオレンジ色が
楽しさを引き立てた作品になりました。
使う度に楽しい気分になりそうです♪

