前回、スランピング用の型を作るところを紹介しました。（右の写真）
今日は、その型に合わせた作品作りです。

ポイントは、江戸小紋を思わせる細かい模様。
細かいピースをたくさん作って、
それを規則的に並べてモザイク模様を作りました。

制作作業はアイデアをまとめるところから始まります。


このデザインに合わせて、
コバルトブルー、淡い青、青、乳白色の粉で
4色のガラス板を作り、
それを6ミリ幅の短冊状に細くカットします。
上の写真、スケッチブックの右端に並ぶ細い棒が
カットしたものです。

その細い棒を棚板に並べて、
コバルトブルー、淡い青、青、乳白色の順に重ね、
加熱して溶着させます。


そして、6ミリの長さに細かくカットします。
これで6ミリ角のサイコロ状のピースが沢山できました。


このピースを棚板の上に並べたところが最初の写真です。
それを加熱焼成して板にして、梅の花のような形に整えて、
自作したスランピング型で成型して完成です。



小さなピースをたくさん作って、
規則正しく並べて、という細かい作業の連続ですが、
根気良く続けたことで
とても細かな細工を実現できました。
デザインと形に統一感が感じられる作品になりました。
ただ、ただ美しい〜！
アイデアも素晴らしい。

後日、写真が届きました。
青とオレンジの色がとても鮮やか！
美しい〜♪