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クレーのガラス絵(ガラス教室のS.M.さんの作品)
S.M.さんは、スイスの画家パウル・クレーが好きで
以前、その作品を元にしてガラス絵を作りました。(右の写真)
その時は、ベースのガラス板を作るのと同じ方法で
ガラス粉から板を作り、
それをカットしてパーツを作る方法でした。
今回は、別のクレーの作品を
盛り塗り技法でガラス絵にすることにしました。
まず、ベースの白い板ガラスを作り、
そこに盛り塗り技法で茶色い線を描き、
一旦焼成します。
盛り塗り技法で描いた線は盛り上がった線になります。
その線の間を埋めるように色粉を敷き詰めて
再度焼きます。
粉の粒が残るように低温で焼き、
ざらざらとした独特の風合いにしました。
線を立体的にしたり、
表面効果を出したり
絵画とは違う仕上がりです。
ガラスらしい透明感もあって素敵です。