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私は空を見るのが好きです。
大きな空間が心を軽くしてくれます。
その空に虹がかかると
いつもの空がより新鮮に見えて
なぜかそこに希望を感じ、
ずっと消えるまで見ていたくなります。
鮮やかなのに光に溶けて優しく光る虹、
空に溶け込んで消え入りそうな淡い色合いの虹、
それを一粒のイヤリングにしたくなりました。
まず、7色のガラス粉を選んで
ガラス板を7枚作ります。
それを細い短冊状にカットして
順番に棚板の上に並べて焼くと
虹色のガラス板ができます。
それをイヤリングの形にカットして、
金具を通す穴を付けて再度焼くと
ガラスが溶けてプルッと丸くなって
イヤリングの完成です。
イヤリングは淡く優しい風合いですが、
虹色の小さなガラス粒の中に光を内包して
不思議な存在感があります。
虹のかけらが落ちてきて
耳元で揺れているイメージです。
光にかざすとこんな感じに見えます。
前から光が当たるとこんな感じ。
後方から光が当たった場合です。
丸い形もあります。