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盛り塗りと吹きガラスの融合(ガラス教室のS.Y.さんの作品)
S.Y.さんは、吹きガラス技法で作家活動していて、
パウダーフュージングに興味を持ち
昨年から教室に来るようになりました。
そして、パウダーフュージングのいろいろな技法を試しながら
自分の作品に取り入れる方法を考えてきました。
先日、盛り塗り技法でパーツを作る方法を
教室で説明したら、
「これは使える!」
と思ったそうで、早速試してみました。
盛り塗りで作った星形のパーツを
吹きガラスの台の上に並べ、(下の写真)
吹いて成形したガラスの表面に付けます。
吹きガラスには、
色ガラスの表面に色の粒をつける方法がありますが、
粒の代わりに、星形のパーツを付けたわけです。
星の形が崩れずに
アップリケのようにキレイに付きました。
可愛いですね~
吹きガラスの透明でなめらかな生地に
パウダーフュージングの柔らかな風合いの星。
その対比が新鮮です。
普通のガラスは光を通すので、
黒いグラスに付けると、
透けて色が濁ってしまうのですが、
盛り塗りのパーツは光を通さない不透明色なので、
黒いグラスに付けても星の色が濁らず
鮮やかな色そのままに仕上がります。(下の写真)
黒地に色鮮やかな星。
これも新鮮です。
私は、日常的にいろいろなアイデアを試していますが、
うまく行くことってそんなに多くありません。
でも、このアイデアはばっちりです。
今後の展開を考えるとワクワクします♪
S.Y.さんは、来月、初めての個展を開き
そこに、この作品を出展するそうです。
私もここに掲載した写真しか見ていないので、
実物を見に行きます。
早く見たいな〜
案内状ができたら、改めて紹介しますので、
とりあえず会場の情報だけ。
嶋友佳子ガラス展
2021年12月14日~18日
12時~19時(最終日17時まで)
ジャローナ
〒107-0052 東京都港区赤坂2-6-22
デュオ・スカーラ赤坂II B-102