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浮遊する水玉の中鉢(ガラス教室のO.Y.さんの作品)
今年(2020年)1月に開催した第59回「日本クラフト展」に
教室のY.K.さんの作品「たんぽぽの四角皿」が入選しました。
O.Y.さんは、その作品を見て、
「私も同じ工程で水玉模様で作ってみたいです」
ということで制作し始めました。
まず、青系の色を選び、水玉の配置を決めて
色別に紙を切り抜いて型紙を作ります。
その型紙を使って、
棚板の上に水玉模様のガラス粉を重ねて置きます。
そのとき、水玉模様の間に白いガラス粉の層を挟みます。
下から順に書くと
白いガラス粉
水色ガラス粉の水玉模様
白いガラス粉
緑ガラス粉の水玉模様
白いガラス粉
コバルトガラス粉の水玉模様
という層を作ります。
そして、電気炉で焼成し、
スランピング技法で成型して完成です。
間に白いガラス粉の層を挟むことで
よい感じに色が掠れて見え、
奥行き感が出ました。
粉ガラス独特の柔らかな風合いと
ふわふわと漂うような浮遊感が魅力の作品になりました。
この作品、3月に出来上がっていたのですが、
今、教室がお休みなので、
まだO.Y.さんに渡せていません。
教室が再開して渡せるときが待ち遠しい~!