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ガラスのサボテン(S.C.さんの作品)
ガラスの粉を棚板に置いて電気炉で焼成するとき、
棚板に隙間ができます。
隙間を空けたままでもよいのですが、
そこに小さなカケラを置いておくと
カケラの角が溶けて丸まってカワイイ形になります。
S.C.さんの手元には
そんな風にして作ったカケラが結構溜まってきました。
何気なく、遊び半分で、並べてみたら
サボテンに見えてきました。
枝の先に小さな赤い花を付けてみたら
グリーンと赤の対比が鮮やかで綺麗です。
それを、また、棚板の隙間に置いて焼いたら、
ガラスのサボテンの出来上がりです。
なんと制作時間は15分ほど。
どう使うか、考えていたわけではありませんが
とにかくカワイイ♪
そこで、そのまま立てて
サボテンのオブジェにする事にしました。
熱の力で自然に丸まった形がいいのか
遊び心で、ちょいちょいと作ったラフさがいいのか
伸び伸びとした楽しさが伝わってきます。
しっかり考えて計画的に制作するのは大事なことですが、
遊び心も大切だなぁと感じる作品になりました。