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大地と夜空のイメージが広がる皿(S.R.さんの作品)
S.R.さんは約7年教室に通っているベテランです。
何かを真似るのではなく、
自分のイメージで作品を作ってきましたが、
最近磨きがかかっています。
この作品は、「大地と夜空が広がる器」
というイメージから始まりました。
まず、黒に近い濃紺と白の2色でベースのガラス板を作りました。
この時点では、どんな作品になるのか、私にも分かりません。
このベースにS.R.さんは黙々と絵を描いていきます。
濃紺の部分に月を描くと、
夜空に見えてきました。
フクロウが停まった枝の根本の部分に白い点々を描くと
樹木に覆われた山のように見えてきました。
白い部分に描いたフクロウを見ると
森の中で空を見上げてるような感じもしてきます。
シンプルなモノトーンのベース板から
大地や夜空のイメージが浮かび上がってきます。
素敵です♪
モノ作りの楽しみ方にはいくつか段階があります。
最初は、形になるだけで楽しいのですが、
S.R.さんのように自分のイメージを表現できるようになると
楽しさは大きく膨らみます。
今後が楽しみです。