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浮遊感を感じる四角皿(S.M.さんの作品)
S.M.さん初めての作品です。
カケラ箱から選んだカケラを並べて、
ガラス粉を被せて焼成するという
いつもの方法で、作品が出来上がりました。(右の写真)
でも、気になるところがありました。
デザインは良かったのですが、
お皿の表面が一部凸凹しているところです。
焼成温度が少し低かったため、
ガラスが完全に溶けずに
粒の形が少し残ったのが原因です。
こういう場合、高温でもう一度焼成し直せば
ガラスが溶けて表面は平らになります。
でも、折角ですから、一手間加えて、
上にカケラを追加してみました。
その結果、カケラが2層になり、
奥行きを感じる
不思議な感じのお皿になりました。
教室でこの作品を見た人が一言、
「浮遊感が素敵~♪」
そう!まさにその通り。
良いことを言うなぁ。
上手く行かなかったときに、
単にやり直すのではなく、
改めてデザインを見直して
手を加えることで、
作品がグレードアップした、
ということですね。
これって大事なことだと思います。
小皿も作ってみました。