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象さんの四角皿(T.H.さんの作品)
エプロンに描いてある象さんの模様(下の写真)をそのままお皿にしました。
まず、透明なガラス粉で透明なガラス板を作っておきます。
次に、象の模様のエプロンをカラーコピーして
それを作っておいたガラス板の下に置き、
透けて見える絵をなぞって、ガラス板に象を描き写していきます。
象さんには白、背景にはコバルトブルーのガラス粉を使いました。
絵柄が結構細かいので、描き写すのに苦労しましたが、
象1匹1匹の表情が豊かな絵ができました。
そして、絵を描き終わったら、一度加熱して絵を焼き付け、
ガラス板の形を整えて、スランピング技法で成型して、四角皿の完成です。
実はこの作品昨年10月頃の作品です。
その後、T.H.さんは、
工程や方法を変えて同じ絵柄で作品を作り続けています。
線が細かくて描きづらかったところを改善したり、
この絵柄に合った制作工程を研究中です!
こんなかわいい絵柄ですが、T.H.さんは男性です。
お仕事は研究職、こんなところにも個性が出るんですね~
象さんプレートの研究成果が出たら、また紹介しますね。
どんな風に変化するかお楽しみです♪
ところで何で象さんなか聞いてみたら、
お子さんが小さな頃、舌っ足らずで「とうさん」と言えず、
どうしても「ぞうさん」になってしまうところから
象さんがT.H.さんのマークになってしまったそうです。
そういう話を聞いて作品を見ると、気持ちが伝わってきて、
なんだか心暖まりますねー。