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金魚のパーツの作品群(Y.K.さんの作品)
棚板にガラス粉を置いてガラス板を作るとき、
粉を厚く置くと、厚い板ガラスができ、
薄く置くと薄い板ガラスができます。
そして、さらに薄く置くと編み目状のガラスシートができます。
Y.K.さんは紙を金魚の形にカットして型を作り(下の写真)
そこに薄くガラスを置いて焼成し、
編み目状の金魚のパーツを作りました。
金魚の複雑な形がどこまで綺麗に出るか、
私も未経験でしたが、驚くほどきれいな形になりました!(最初の写真)
水槽の中で揺らぐ金魚、まさにそんな感じです♪
この金魚を使って三つの作品を作りました。
まず一つ目。
金魚と青い丸のパーツを配置し、
少しパーツの空間が物足りない感じがしたので
その空間に茶こしで青い色粉を振りかけました。
パーツのはっきりした見え方と
茶こしで柔らかく見える色が作品全体に変化を与えてます。
パーツをシンプルに使った作品です。
2作目は時計です。
白い粉ガラスの上にパーツを置き、その上に青いロンデル(円形のガラス板)を置いて、
さらにそのロンデルの上に金魚と水玉のパーツを配置しました。
ロンデルの上と下にパーツを置いたことで
前後感が出て、丸い金魚鉢を上から覗いているような感じになりました。
そのガラス板の中央に穴を開けて時計にしました。
この作品、色違いでもう一つあります。
お友達へのプレゼントだそうです。私も欲しいな~(笑)
そして3作目。
楕円の板ガラスを作って、その上に四角く切った銀箔を置き、
その上に同じ金魚のパーツを置きました。
上の2作品と同じ色の金魚のパーツを使ったのですが
赤い色と銀が熱で化学反応して黒くなってしまいました。
金魚の部分を切り取ったようにも見えます。
シルエットになった金魚が渋くて素敵な仕上がりです。
落ち着いた色合いがかえっていい感じ♪