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チェック柄の楕円皿とタンブラー(ガラス教室のS.Y.さんの作品)
S.Y.さんはパウダーフュージングと吹きガラスの
両方で制作活動しています。
今回は、パウダーフュージングで作った
チェック柄の板を元にして作った
楕円皿とタンブラーを紹介します。
まず、チェック柄の板から説明しましょう。
ワインレッドの粉から板を作り、
それを1センチ幅の短冊状にカットして、
縦横に並べ、
透明のガラス粉をかぶせて焼いて、
チェック柄の板ができます。
できた板を楕円形にカットし、
スランピング技法で成型したのが
最初の写真の楕円皿です。
ワインレッドのガラスが重なったところの
色が濃くなっていて、
色の変化が美しいです。
シンプルなデザインが
色の美しさを引き立てています。
次に、チェック柄の板を
吹きガラスのロールアップという方法で(下の写真)
巻き付けてタンブラーも作りました。
できあがったタンブラー
ガラス粉の風合いそのままのタンブラーです。
タンブラーに巻きつけたことで、
チェック柄の板が伸びて色が少し薄くなり、
柔らかで儚げな感じになりました。
シュワシュワとソーダ水のような気泡と
儚い感じの色が魅力的です♪
吹きガラスにはない風合いと
フュージングではできない形が
ひとつの作品になっています。
両方の技法で制作するS.Y.さんならではの作品です。
この作品、2023年12月19日から
赤坂のジャローナで開催する
「しまゆかこ ガラス展 party!」に出展するそうです。
(こちらに案内ハガキがあります。)
色違いもあります。