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蓮の花咲く豆皿(ガラス教室のM.M.さんの作品)
M.M.さんはチベット仏教に関連する作品を
数多く作っています。
今回紹介するのは蓮の花をモチーフにした豆皿です。
制作工程は蓮の花を作るところから始まります。
盛り塗り技法でシートに蓮の花を描き、
乾燥させて、剥がして、焼きます。
そこに絞り出し技法で線を描いて焼き付けて
蓮の花の出来上がりです。
この蓮の花を棚板に置いて、
上から透明のガラス粉をかぶせて焼き、
スランピング技法で成型して完成です。
葉っぱの制作工程も花と同じです。
盛り塗り技法でシートに葉っぱを描いて、
剥がして、焼いて、線を描き加え、
透明のガラス粉をかぶせて、焼いて、
成型して完成です。
花と葉っぱは別々の作品なので、
別々に使ってもよいのですが、
上の写真のように重ねる使い方もありです。
水面に浮かぶ葉っぱと
その上に花が咲く風景が広がります。
この重ねるアイデアがいいですね♪
器でありながら、
オブジェを見る楽しみもある作品になりました。
この前から豆皿を紹介してますけど、
豆皿は、今年10月に開催予定の
パウダーフュージング教室展の企画作品です。
パウダーフュージング教室は
普段、各自がそれぞれの思いで
自由に作品を作っているのですが、
ときには皆で同じテーマで作るのも
面白いんじゃないかしら、ということで
始めた企画です。
教室展はまだ先の話なので、
時期が近くなったら
お知らせしますね。