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鶴と亀が浮かび上がる楕円皿(ガラス教室のS.A.さんの作品)
S.A.さんが
鶴と亀をモチーフにした大きめの楕円皿を作ることにしました。
良き日を祝うめでたいお皿です。
制作工程はパーツ作りから始まります。
まず、鶴のパーツ。
盛り塗り技法で作った薄い板をカットして、
外側の白い羽根、黒い羽根、内側の白い羽根を作ります。
頭と首は筆で描きます。(下の写真)
これを立体的に見せるために
外側の白い羽根、黒い羽根、内側の白い羽根、
頭と首、という順番で重ねます。
亀のパーツは
盛り塗り技法で作った深緑と薄緑の板をカットして作ります。
深緑の板から甲羅を作り、
薄緑の板から頭、手、甲羅の模様、を作ります。
パーツができたら、
あらかじめ作っておいた乳白色のベース板に配置します。
そして、上から透明のガラス粉をかぶせて焼き
スランピング技法で成型して完成です。
パーツの数が多く、手間がかかりましたが、
透ける乳白色の背景に
鶴と亀が立体的に浮かび上がりました。
素晴らしい!
お皿として使ってもいいですし、
飾ってもいいですね。
祝いの席を更に盛り上げてくれる作品です。