シンプルな色と絵柄が生きた大皿(N.M.さんの作品)
N.M.さんはパウダーフュージングを始めて15年以上になります。
長年制作していると、
作る前に仕上がりを予想できるようになり、
制作工程を頭の中で組立られるようになります。
背景になるベース板を、ちょっと紫っぽいグレーにして、
そこに白い線で絵を描いたら、シックで綺麗かも、
って頭の中で想像して制作しはじめたのでしょう。
勝手な推測ですけど。(笑)
そして、白一色だと単調になるから、
お皿の中央の絵と、縁の部分で
少しトーンを変えることにしました。
こうして出来上がったのが上の作品です。
背景の紫っぽいグレーと
絵の白との組み合わせがいい感じです。
中央のはっきりとした白と、
縁の部分の弱めの乳白色の使い分けもいいですね。
角に丸みを持たせた形も絵柄とよく合っています。
シンプルなのに、奥深さを感じる仕上がりです。
こういうのって、案外難しいんですよね。
見ていて心地良い~♪