おおらかな丸が浮かぶ大皿(K.K.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2019/12/21 (土) 12:32 水吉郁子
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K.K.さんの手元に、
制作するときに余ったガラス粉が数色ありました。
でも、一つの作品にするには足りないし、
小さなガラス板をチマチマ作るのは面倒だし。

そこで、ガラス粉を棚板に置いて
スプーンの背でくるくるっと
広げて焼いてみました。
するとセロファンのような薄いガラスシートができました。(下の写真)

スプーンの背で何となく広げた
そのままの形になってます。
下の色が透けて見えるので重ねても使えそう。
縁の部分が少し厚く、色が濃くなっているところも
面白いですねぇ♪

このガラスシートと、丸くカットした銀箔を棚板に並べ、
乳白色のガラス粉をかぶせて焼き
スランピング技法で成型して大皿の完成です。

ガラスシートの縁周りの色が少し濃くなっているのが
写真で分かるかしら。
その柔らかな色の変化が良いですね~♪
おおらかに、ゆる~い気持ちで作ると
作品から、ゆったりとした雰囲気がにじみ出てきます。
そして、見る人にホッとした心地良さが
伝わるような気がします。

余ったガラス粉の使い道は
皆が頭を悩ませていますから、
これから教室でブームになりそうな予感です(笑)。
なので、この方法に名前をつけておきたいところですけど、
適当な名前が思い浮かびません。
「くるくる技法」じゃ変だよね〜(笑)
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