紫色が活きた舟形鉢(I.K.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2015/11/27 (金) 21:59 水吉郁子
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パウダーフュージング技法を始めて1年ほどになるI.K.さん。
最初はカケラを使った作品創りから始めました。
そして、パウダーフュージングに慣れてきた頃、
カケラ以外の方法にも手を伸ばしてみようと思うようになりました。
でも、ガラス板を作る方法も、絵を描く方法も、
バリエーションがたくさんあります。
あれこれ一遍にやるのは大変なので、普通は一つ一つ試して行くのですが、
I.K.さんは一度にいろいろやってみました。

まず、紫色のガラス粉からガラス板を作り、
それを6ミリ幅にカットしてストライプ柄に並べました。
ストライプのないスペースには米粒大の紫色のガラス粒を配置しました。
そして、全体に透明のガラスの粉をかぶせてガラス板を作りました。

そして、ストライプのところに白い線でジグザグ模様を描き、
紫のツブツブの間に溶け込むように白い小花を描きました。
(写真では分かりにくいのが残念です)
その後、舟形の型でスランピングして鉢に仕上げました。

いろいろな方法を使っていますが、紫系の色で揃えました。
そのため、統一感のある素敵な作品になりました。