窓を彩るガラスパネル(S.M.さんの作品)
S.M.さんは長年ステンドグラスパネルを制作しています。
パウダーフュージングで作ったガラスは
和紙のような柔らかな風合いを持ち、
ガラス粉を混ぜて複雑な色合いも表現できますから、
ステンドグラス用に市販されているガラスとは
雰囲気が違うので、
ステンドグラスに組み込むと面白い作品になるのでは...
ということで、パウダーフュージング技法で作った
オリジナルのガラスを取り入れた作品を作りました。
まず、教室の「カケラ箱」に入っていたカケラを棚板に並べて、
上から透明のガラス粉をかけ、
電気炉で焼いてガラス板を作ります。
それを丸くカットして、
11枚の丸いガラス板にしました。
小皿にするのかな??と思っていたら、数ヶ月後、
「こんな作品になりました!」
と言って、見せてくれたのがこの作品です。
透明感のあるシンプルな市販のガラスと
丸くて表情のあるパウダーフュージングのガラスの
対比が面白いです。
窓から光が差し込んで綺麗ですね~♪
パウダーフュージングは電気炉のサイズを超える
大きなガラス板は作れませんが、
ステンドグラスパネルに仕上げれば、
大きな作品も作れます。
パウダーフュージングとステンドグラスを組み合わせると
表情豊かなガラスで大きな作品を作れて
両方のいいとこ取りができるんじゃないかしら。
ステンドグラスの皆さん、
パウダーフュージングやってみませんか?(笑)