春を感じる小皿(M.Y.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2015/03/21 (土) 11:48 水吉郁子
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日一日と春めいてくる季節にぴったりの
梅をモチーフにした小皿を作りました。

まず白い板ガラスを作り、
梅の形に切り抜いた紙をガラスに置いて、
そこに色ガラスの粉をかけて赤と青の梅の模様を付けました。
一つだけ違う色の梅がありますが、
そこは銀箔を丁寧に、慎重に、切り抜いて作った梅の花です。
そして、上から透明のガラスの粉をかけて焼成し、お皿にしました。

ガラスと一緒に使える素材は限られています。
窯で焼くときの温度がガラスと合わないといけませんし、
膨張率が違うと割れてしまうからです。
その点、銀箔は安心して使えます。

異なる素材をバランス良く使ったので、
ガラスだけでは得られない表情が感じられます♪
銀箔の梅を一つ入れたことで
華やかさと趣のある作品になりました。

それから、この作品を下記の展示会に出展するそうです。
この作品の他にも、和紙絵、刺しゅう、染色、彫金など、
いろいろな分野の手工芸作品が見ることができます。

展示会名称  美芸展
開催日 2015年3月24日(火)~29日(日)
場所 目黒区美術館 区民ギャラリー