天に昇る竜のガラス絵(ガラス教室のT.M.さんの作品)
T.M.さんは毎年、
ライフワークのように干支の作品を作っています。
昨年11月頃から竜のガラス絵を作り始めました。
まず、盛り塗り技法でパーツを作ります。
プラスチックシートに竜、富士山、太陽などの絵を描き、
乾燥させて焼いてパーツの出来上がりです。
盛り塗り技法は濃く塗れば濃い色、
薄く塗れば淡い色になるので
主役の竜はしっかりと厚みを持たせて描き
富士山は薄く塗って淡い色にしました。
出来上がったパーツを
予め作っておいた透明のガラス板に配置して、
加熱して焼き付け、
竜のガラス絵の完成です。
工程はシンプルですけど
竜を七つのパーツに分けて描き、
数多くある細かなパーツをひとつひとつ丁寧に仕上げた
見ごたえのある力作になりました。
新年に間に合うようにしたいところなのですが、
いつも年を越してしまい、
その年の夏に出来上がることもあるのですが、
今年は2月にできました。
とても早い! と言っていたのですか、
紹介が遅れてしまいましたぁ。(汗)
作品ができ上がった時、
「今年も年越しちゃったね。」と言うと
T.M.さんは、12年後に楽しみますと笑っていました。
今年も、そして、12年後も良い年でありますように!