モザイク技法で作った魅力的なガラス板(T.M.さんの制作過程)

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ガラス教室の作品紹介  2019/06/10 (月) 14:52 水吉郁子
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T.M.さんは、パウダーフュージングの
技法を勉強するために教室に通っていて、
毎回いろいろな方法を試しています。
今回はモザイク技法を試してみました。

モザイク技法は、色を付けたガラス板を細い短冊状にカットして
断面が見えるように並べてストライプ模様を表現する方法です。

T.M.さんは色のガラス板を作るときに、
表面だけに色を付け、
カットして断面を見せたときに
繊細な線のストライプ模様に見えるようにしました。

そのストライプ模様のガラス板を
2センチ角にカットして並べ、
隙間に白いガラス粉で置いて
再度焼成したのが写真のガラス板です。

これと同じように、
ストライプ模様を並べた作品はありましたが
隙間を設けて、そこに白いガラス粉を置いた事で
細い線のストライプの繊細さが際立ち、
目に爽やかなガラス板になりました。
光にかざすと、封じ込められた細かい気泡が
シャワシャワしているソーダ水みたいです♪

最初、丸くカットしてお皿にする計画だったのですが、
お皿だと、光にかざして見たりしないので、
折角の美しさが生かせません。
なので、お皿計画は棚上げして、
もう一度考え直すことにしました。

どんな作品になるのか楽しみです♪