フローズンフルーツバー色の豆皿(K.M.さんの作品)
棒アイスのフローズンフルーツバーをじーーっと見て作った作品です。
まず、下地として微妙な色合いのガラス粉を置き、
そこにフルーツをイメージしながらカケラを厳選して配置し、
それを電気炉で焼成して板ガラスを作り、
カットして豆皿にしました。
下地の微妙な色合いは、
渋めの赤をほとんど白に近くなるまで薄めた淡~~~い赤色で、
アイスの生地の色を熟視して作った色です。
パウダーフュージング技法はガラスの粉が材料なので
自由に色の濃淡を作れます♪
この白ともベージュとも言えない微妙な色が良いですね~!!
色とりどりのカケラが微妙な色で一つにまとまりました。
元のアイスの写真が手元にないので、
並べて見せられないのが残念なのですが、
とってもよく似ていて、
アイスがそのままお皿になったみたいに見えます。
自然物や身の回りに存在している物は、たいてい、
微妙な色のバランスで調和がとれていると思います。
頭で考えただけの色の組み合わせだと、
バランスが崩れたり単調になることもありますが
身の回りに存在する物から色を取り出すと
複雑なのにバランスのとれた色合いになります♪
そーいえば、学生の頃、綺麗だなと思った写真の一部を切り取って
自作の色見本を作ったことを思い出しました。
元になったアイスは「パレタス」というお店のフルーツバーで
ゴロッとしたフルーツがギュッと詰まった
メキシコ発祥のアイスだそうです。
暖かくなってきた今日この頃、私も食べたくなりました(笑)