ヒヨコとニワトリの箸置き(ガラス教室のW.T.さんの作品)
W.T.さんが、箸置きを作りたい、と相談にきました。
W.T.さんはパウダーフュージングを始めて2年余りです。
まだ経験していない技法がいろいろあるので、
この機会にいろいろ試してみることにしました。
箸置きのような小物で
未経験の技法を試すっていいですね。
では、制作工程ですが、
左上に写ってる二つの黄色いヒヨコから行きましょう。
まず、黄色いガラス板を作り、
ひょうたん型にカットして、
そこに黄色いガラス粉を使って
盛り塗り技法でヒヨコの体を描き、
焼き付けます。
そして、クチバシになる赤いガラスのカケラを置き、
絞り出し技法で目を描き加え、
再度焼きます。
これで箸置きの完成です。
次は、右側の白いニワトリです。
色の違い以外は黄色いヒヨコと同じですが、
トサカを加えたり、クチバシの色を変えてみたり、
細かいところを変化させてみました。
最後は、下の黄色いヒヨコです。
これはベースの作り方が違います。
こちらは、まず、黄色のガラス板を
丸くカットして一度焼き、丸くプルンとした形にします。
それを二つ並べて再度焼き、
ひょうたん型のボディーにします。
この後、クチバシと目を描きますが、
そこは先程と同じです。
それにしてもかわいい♪
テーブルに置いてあるところを想像すると
思わず微笑んでしまいそうです。