サギング技法で作った楕円型と丸のボウル(F.T.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2014/07/16 (水) 12:52 水吉郁子
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スランピング技法は型に沿ってガラスを曲げて作るので、
ガラスが部分的に伸びたりしませんし、模様も変形しません。
一方、サギング技法はドーナツ状の型の上にガラスを置いて加熱し、
中央にある穴の部分のガラスが垂れ下がって器の形ができるので、
垂れ下がった部分のガラスが伸び、そこの模様も伸びます。
そこでF.T.さんは伸びることを想定して、伸びに合わせて模様をデザインしました。
ガラスが伸びることを意識してデザインするのは、
サギングならではの面白さだと思います。
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