キッチンを彩るグリルカバー(I.M.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介, 使ってみました  2015/04/19 (日) 10:10 水吉郁子
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グリルのカバーをガラスで作りました♪

予め加熱して丸くしたカケラに白い粉ガラスをかけてガラス板を作り、
それをスランピングでコの字形に成形しました。
工程はとってもシンプルですが
白いガラス生地が美しく、カケラ一つ一つが光っているように見えます。

ギャラリーや美術展などで鑑賞するのも工芸の楽しみ方の一つですが、
普段の生活の中で使ってみるのも工芸の楽しみ方です。
ですから、私は自分の作品を普段使いしてますし、
気に入って購入した作家さんの作品もどんどん使ってます。
ガラスだから涼しげなものを盛って、ということもなく、
野菜炒めや煮物とか、普通陶器を使うところでも
ガラスの器を使ったりしています。
もっともっと、ガラスを自由に楽しみたい! と思うからなんですが、
そんな私でもグリルカバーはびっくり!!!
イメージにとらわれず、なんて偉そうに他人に言えませんねー(笑)

熱でガラスが割れないか心配ですが、
電磁調理器ならガスコンロみたいに熱くならないし、
コンロ部分から少し離れてるから大丈夫そうな気がします。
でも、熱い鍋を上に置くのはやめておきます、と作者のI.M.さん。
魚を焼くときも外した方がいいでしょうね。(笑)
多少の不便はありますが、
常識にとらわれず、まず、試してみる、
そんなI.M.さんの柔らかな心がいいですねー♪

でも、やっぱりガラスですから、
割れる可能性もゼロじゃありません。
でも、パウダーフュージングは焼き直しができるので♪
割れたらカケラにしたり、カットして組み直したり
また新たな作品が生まれます♪
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