ガラスの粒が光るペンダント(A.M.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2022/01/13 (木) 16:33 水吉郁子
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作品を作る際、
ガラス板の形を整えるためにカットすると
切れ端のカケラが出ます。
ある程度の大きさがあれば、
形を整えてパーツとして使うなど、
有効活用する方法がいくつかあって、
いろいろ紹介してきました

今回紹介するのは、パーツとしては使いにくい
小さなカケラを使った作品です。

小さなカケラを加熱すると
全体が溶けて小さな丸い粒になります。(2枚目の写真)
プルッと丸くてかわいい〜♪
[左が加熱後、右が加熱前]
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小さなカケラは場所をとりませんから、
他の作品を加熱焼成するときに、
棚板の空いた場所に置いておけば、
このガラス粒ができます。
ついでにできちゃいますから、手間もかかりません。
空いた場所に何個も置いておけば
ガラス粒がたくさんできます♪(3枚目の写真)。

A.M.さんは、こうして作ったガラス粒を
銀粘土と組み合わせてペンダントを作りました。(最初の写真)

銀粘土を紐状にして
その紐状の銀粘土で花のような形をつくり
そこにガラス粒を配置してガラスと銀粘土を一緒に焼成します。
焼成したら、銀の部分を磨いてペンダントの完成です。

銀の花の中にあしらったガラス粒が素敵ですね~!
ガラス粉から作ったガラス粒は上品な落ち着きがあります。
シャープな光沢を放つ銀と
光を柔らかく通すガラス粒の組み合わせが美しいです。
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