N.T.さんが盛り塗り技法でアザラシを描きました。
まず、白と青いガラス粉を使って
グラデーションになるようにガラス粉を置き、
ベースのガラス板を作りました。
柔らかく光を通すベースの板が
どこまでも続く大地を連想させます。
そこに、ふわふわな風合いの盛り塗り技法で
アザラシの赤ちゃんを描きました。
この角度でアザラシを描くと
ただの白くて丸い形になってしまい、
難しい構図だと思うのですが
上手く色を選び、繊細な線を描くことで
愛くるしいアザラシそのものになりました。
表現したいものと技法がぴったりと合って
完成度の高い作品になりました。