ひまわりのガラス絵と器(ガラス教室のS.T.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2020/11/16 (月) 19:40 水吉郁子
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S.T.さんは、私の細線彩小皿(右の写真)を見て、
「自分もその方法で絵を描いてみたい」ということで、
小皿を作ることにしました。

パウダーフュージングの制作工程は
ガラスの粉を棚板に置くところから始まりますが、
そこで、砂絵を描くように、
ガラスの粉でひまわりの大体の形を描きます。
それを焼成してガラス板にした後、
細かな線を描き加え、再度加熱して焼き付けます。
その後、ガラス板を型で成型して完成です。

S.T.さんは2枚ガラス板を作り、
一枚は平らなままガラス絵にして、(上の写真)
もう一枚は器に成型しました。(下の写真)

ガラスの粉で描いた絵は光を優しく透過するので、
光の当たり具合によって、
ひまわりが光って見えます。
綺麗ですね〜

だんだんと寒さを感じる季節になってきましたが
この作品を見ていると
夏の爽やかな空気を思い出します。
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