あいまいな色と形が魅力の小皿(ガラス教室のA.H.さんの作品)

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ガラス教室の作品紹介  2022/09/26 (月) 21:57 水吉郁子
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A.H.さんは実験的な作品をいくつも作っています。
今回紹介するのはガラス粉に凹凸をつけて
そこに色ガラスの粉を振りかけて作りました。

制作方法をもう少し細かく説明しましょう。
まず、棚板に細かい白いガラス粉を置きます。
きっちりとした丸ではなく、
なんとなく丸っぽい形です。

そして、鉛筆のお尻の方を押し当てて
丸い窪みを作ったり、
引っ掻いたりして
ガラス粉の表面に凸凹をつけます。

その上から色ガラス粉をかけると
窪んだところに色ガラス粉が多めに溜まります。
それが色の濃淡になり、
柔らかい模様のようになります。

それを一度低温で焼いた後
上から透明のガラス粉を被せて
もう一度焼きます。

その後、柔らかくついた模様に合わせて
なんとなく丸くカットして
スランピング技法で成型して完成です。

色ガラス粉の濃淡で表現した
やわらかい模様のような
あいまいな見え方がいいですね。
それが、なんとなく丸に近い
あいまいな形と合っています。
ガラス粉の独特の趣がある魅力的な作品です。

同じ方法でいくつか作ってみました。
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