夕焼けに染まる京都の灯り(ガラス教室のH.Y.さんの作品)
H.Y.さんは京都から教室に通っています。
先日写真に撮った夕焼けがとても綺麗だったので
その夕焼けの京都をモチーフにして
灯りを作ることにしました。
まず、夕焼けの写真を見ながらガラス粉の色を選びます。
そして、少しずつ色を変化させながら
重なり合うように粉を棚板に置いていきます。
それを焼成してガラス板にします。
綺麗なグラデーションの夕焼けですね。
次は、夕焼け空に五重塔を描き込みます。
紙を切り抜いて作った五重塔の型を
夕焼けの板の上に置き、
そこに黒いガラス粉を振りかけます。
樹木は形が細すぎて型では無理なので
夕焼けの上に置いたガラス粉を
筆で微妙に動かしながら
樹木の形に置いていきます。(下の写真)
それを焼成して、
京都の風景を描いたガラス板が出来ました。
教室での作業はここまでです。
この後、H.Y.さんは自宅に持ち帰り、
ステンドグラス技法で灯りに仕上げました。
そしてH.Y.さんが送ってくれたのが上の写真です。
ガラス板の段階で見たときも美しいと思いましたが
完成した作品では、
存在感と美しさが増した感じです。
素晴らしい!