抽象画のような四角皿(ガラス教室のO.R.さんの作品)

カテゴリー: 
ガラス教室の作品紹介  2022/05/24 (火) 23:52 水吉郁子
IMG_2199_m.jpg
O.R.さんは
砂絵のようにガラス粉を置いて模様を描く方法と
カケラを使う方法を組み合わせた作品を
たくさん作ってきました。

カケラは、元々、作品を作る過程で出る廃棄物で
意図的に作るものではありませんから、
思い通りの形や色ではありません。
なので、貯めておいて、折に触れ眺め、
ピピッときたら作品にする、
という感じで使う人が多いです。

今回の作品も、
ピピッときたらしく(笑)
制作がはじまりました。
棚板にカケラを並べ、
カケラの間に白とグレーのガラス粉を置いて
模様を描きます。
そして、上から透明のガラス粉をかけて焼き
スランピング技法で四角皿の完成です。

楽しくて綺麗!
どこが楽しいとか綺麗とか
具体的に説明できないのですが、
抽象画を鑑賞するような
楽しさがありますねぇ。
全体のバランスが良くて、
教室でカケラを並べているときも
「綺麗!」と思わず言葉がでてしまいました。
ピンクのリボンのような赤い色で
色調が統一されているから?

ピピッときたO.R.さんの独特の感覚が
そう感じさせるのだと思います。