ステンドグラス工房「月あかり」の看板(H.Y.さんの作品)
H.Y.さんは大阪で「月あかり」という
ステンドグラス工房を運営しています。
技法の幅を広げる為に、2年ほど前、
パウダーフュージング教室に通い始めました。
いくつか作品を作り、
パウダーフュージング技法の制作方法が分かってきたので
自工房の看板を作る際に、
パウダーフュージング技法を取り入れることにしました。
具体的に言うと、
上の写真の左上に組み込んだ
青色系の濃淡のあるガラス板が
パウダーフュージング技法で作った部分です。
濃淡のある青系のガラス粉から板を作り、
そこに絞り出し技法などで文字や絵を描いてあります。
このガラス板を教室で作り、
それを持ち帰って自工房で看板に仕上げました。
70センチ×30センチの大作です。
そして、「こんな看板ができました♪」と
送ってくれたのが上の写真です。
黄色の文字の濃淡は
夜空で星が煌いて見え隠れするイメージだそうです。
月あかりに照らされた柔らかく優しい夜と
パウダーガラスの風合いがぴったり合ってます。
ステンドグラスで全体をまとめることで、
力強さと優しさの両方を感じることができます。
素敵ですね~♪
パウダーフュージングとステンドグラスは
とても相性の良い組み合わせだと思います。
パウダーフュージングでガラス板を作れば
色やデザインが自由自在ですし、
ステンドグラスで全体をまとめれば、
大きさや形の制約がなくなる訳ですから、
技法の幅が大きく広がると思います。
これからとても楽しみでーす♪