宇宙の風景が広がる四角皿(Y.K.さんの作品)
銀箔を使って宇宙を表現した飾り皿の組作品です。
まず、銀箔をガラスの粉で挟んで焼いて金色の板ガラスを作りました。
銀箔は電気炉で焼くと淡い金色になり、金箔のようにも見えます。
そして、縁周りに亀裂が入ります。(下の写真)
この箔入りガラス板を4等分し、
星の王子さまをイメージして惑星の風景を描きました。
箔に入った亀裂の模様を生かして惑星の大地を描き、
箔の上に濃い青色を重ねて惑星の空を表現しました。
直接箔が見える部分(大地の部分)と、
青色の色ガラスを通して箔が見える部分(空の部分)の
対比が美しく、小さい絵なのに、宇宙の広がりを感じさせます。
Y.K.さんは平らなガラス板のままにして、
絵として飾って楽しむか、
縁回りを上げて、お皿にしようか迷っていましたが
結局、縁を少し上げて、
飾っても使っても楽しめる絵皿にしました。
こうして作品を制作している間、
手は動かしていますが、口はヒマなので、
教室では、賑やかにおしゃべりをしながら制作を楽しんでいます。
丁度、Y.K.さんが絵を描いているときに
公開中のスターウオーズの話で皆が盛り上がっていて
Y.K.さんはその話からイメージが広がったのか
「これが私のスターウオーズのイメージです♪」と描いたのが、
上の写真の右下の皿に描いた緑色のキャラクターです。
Y.K.さんはスターウオーズを1度も見たことのなく、
想像による、完全な創作なのですが
発想がいいのか、緑のキャラがかわいい!
私はこれに緑坊主と命名しました。(笑)
Y.K.さんは、この作品を作った後
スターウオーズを全部見たそうで、
胸をはって、「あれはジャバザハットだ!」と言ってますが
それも違うような気がする。(苦笑)