パステルカラーに浮かぶ猫の小皿(ガラス教室のK.N.さんの作品)

K.N.さんはパウダーフュージングを始めたばかりです。
ガラスの粉を焼いて板にする、という基本的なことも
実際にやってみないと、
どんな風に粉を置くと、どんな板ができるのか、
細かいところは分かりません。
そこで、好きな色を数色選んで
一枚のガラス板を作るところから始めることにしました。
まず、棚板に色粉をランダムに置いて平らにします。
通常、そのまま焼いて板にしますが、
K N.さんは全体を指で押して凸凹をつけます。(下の写真)
そして、指の凸凹を埋めるように
乳白色のガラス粉を置いて、
全体を平らにして焼きます。
できた板を見ると、
指で押したところは乳白色の粉が厚くなるため
色が淡く見えます。
指で押していないところは乳白色の粉が薄くなって
色が濃く見えます。
色の粉と乳白色の粉を厚みの差で色が変わって
ふわふわとした風合いの面白いガラス板になりました。
次に、この板の上に乗せる猫のパーツを作ります。
板を作るときの色ガラス粉が余ったので
それを使うことにしました。
余ったガラス粉をペースト状にして
プラスティックシートに猫の絵を描き、
乾燥させて、剥がして、焼きます。
これでオレンジとシアンブルーの猫のパーツができました。
パーツができたので、ガラス板を丸くカットして、
その上にパーツを乗せて、
上から透明のガラス粉をかけて焼き、
形を整えて、
スランピング技法で成型して、
猫の小皿の完成です。
ベースの板と猫のパーツは
同じ色の粉を使っているのですが、
板はそのまま焼いたので透明色になり、
パーツはペースト状にして焼いたので
不透明色になりました。
そのため、同じ色なのに
猫が浮かび上がっているように見えます。
その見え方が魅力の小皿になりました。


